一般社団法人鋼管杭・鋼矢板技術協会・平成21年度事業計画

1.事業概要

当協会は、平成21年4月1日、東京法務局に一般社団法人鋼管杭・鋼矢板技術協会として登記し、設立された。設立時理事に、会長・橋本英二、代表理事・成田信之のほか、外部理事に東京工業大学の日下部治教授、外部監事に高橋敬一郎弁護士を加え、新たな発展を目指すことになった。本年度は、新法人としての技術協会活動を実行することを主体に、具体的には運営組織体制の構築を進める。

  1. 総会、理事会の開催;新法人の体制を整え、基本方針を決定する。
  2. 文書の発行及び広報活動
    技術資料、パンフレット等、必要な改訂、作成を行い、広報誌を発行する。また、ホームページへの情報公開も進め、充実を図る。学会への出展等による新協会のPR活動を行う。
  3. 技術説明会等の開催
    本年度についても、機会を捉え技術説明会を開催し、技術のPR活動を行う。
     

2.技術委員会活動

以下の研究活動を予定している。

1 道路・鉄道技術委員会 H21年度活動計画

-改訂予定の次期道路橋示方書(道示)へ鋼管杭・鋼管矢板基礎に関る 下記課題を着実に反映させる取組み-

  1. 回転杭・斜杭に関する検討
  2. 土木研究所との共同研究
    ①杭頭結合部の設計法:道示掲載に向けた設計法構築。評価法に基づく試設計による適用範囲の把握
    ②杭基礎の大変形挙動後における支持力特性:実験結果を反映した設計法構築
    ③橋台部ジョイントレス構造の設計法: 設計マニュアル(案)作成
  3. 鋼管矢板基礎に関する道示改訂対応
    -鋼管杭の適用範囲拡大に向けた取組み-
  4. 中掘り鋼管杭工法の硬質地盤への適用拡大検討
    ・中掘り工法の採用フローの設定、マニュアル改訂への取組み
  5. 講習会対応 改訂した赤本の告知・啓蒙活動
2 港湾技術委員会 H21年度活動計画
  1. 港湾鋼構造物の設計に関する検討(設計WG)
    ①新旧港湾基準による鋼材系工法の競争力評価
    ②自立矢板式岸壁の部分係数の検討
    ③桟橋のレベル2地震対応断面の簡易設計手法の検討
  2. 鋼管杭・鋼矢板の防食に関する検討(防食WG)
    ①波崎長期暴露試験の共同研究対応
    ②防食関連のマニュアル、ハンドブックの整備(改訂)
  3. 鋼材を用いた高潮・津波対策構造の検討
3 建築基礎技術委員会 H21年度活動計画
  1. 高支持力鋼管杭の合理的な設計手法の研究(機能分担基礎)
    ①技術課題の検討
     ・長杭~短杭間の群杭効果と水平力の分担率(FEM解析)
     ・設計(解析)モデルと境界条件(先端条件)
     ・水平力負担杭の接続方法及び構造
     ・設計手法の適応性(実建物における感度分析)
    ②活動成果のオーソライズ(外部発表)
     ・建築学会大会への投稿
  2. 外部委員会への参画
    ①地盤と基礎構造物の相互作用小委員会-杭の静的水平抵抗WG
     ・Kh値の算出方法の再構築と「建築基礎構造設計指針」への反映
    ②パイルキャップ構造検討小委員会
     ・基礎(杭,フーチング,基礎梁等)の2次設計法の確立
     ・「(仮称)鉄筋コンクリート基礎構造の耐震設計指針・同解説」への反映
4 鋼矢板技術委員会 H21年度活動計画
  1. ハット形鋼矢板900普及促進;耐久性評価等、各種試験の実施・継続
  2. すべり防止対策検討;すべり対策工法の模型実験協力と解析検討
  3. 鋼矢板の新規用途検討;技術課題の整理・検討
  4. 鋼矢板道路擁壁;弾塑性解析手法による比較検討(競争力評価)、PRツールの整備
  5. 技術資料(鋼矢板/設計から施工まで・緑本、鋼矢板Q&A)の改訂
5 製品技術委員会 H21年度活動計画
  1. 鋼管杭JIS規格改訂後のフォロー :6月JIS改訂官報公示
    ①突起付き鋼管杭標準製作仕様書作成
    ②規格改訂内容の需要家へのPR
     ・需要家:東京都、首都高速、国交省、東中西日本高速
  2. 鋼管矢板JIS規格改訂推進
    ①附属品の取り付け、加工及び塗装・被覆、検査基準等を改訂
     ・計画 :6月 規格検討会(鉄連)、7月 3者委員会(鉄連)