鋼矢板Q&A

施  工
鋼矢板の輸送可能長は?
 鋼矢板の輸送に際しては諸種の制限があり、特に道路輸送の交通規制(通行制限区域、橋梁等の荷重制限、高さ制限など)をはじめ交差点や曲り角の回転半径などを十分に調査しなければなりません。
 また、海上輸送の場合は、積卸し場や積卸し設備の状況、海上の気象・海象などの調査が必要です。輸送可能長の目安を輸送手段別に表に示します。

鋼矢板の陸上輸送可能長の目安1)

運搬手段 運搬可能長さの目安 備考
10tトラック 10m程度  
セミトレーラー 13m程度 一般に特殊車両通行許可が必要
ポールトレーラー 18m程度 一般に特殊車両通行許可が必要

運搬車種の主要寸法と最小幅員および可能曲がり角の例1)

杭 長
の目安
車種 最小幅員 可能曲がり
角の例
名称 主要寸法(例)
10m
程度
10t
トラック
4m程度を
目安とする
a+b≧14m
13m
程度
セミ
トレーラー
4m程度を
目安とする
a+b≧18m
18m
程度
ポール
トレーラー
4m程度を
目安とする
a+b≧22m

鋼矢板の海上輸送手段と輸送可能長2)

種別 積載物の長さ 台船 引船
鋼矢板
鋼管矢板
28m未満 鋼 300t積 鋼D450 PS型
28~31m未満 鋼 400t積 鋼D450 PS型
31~34m未満 鋼 500t積 鋼D500 PS型
34~39m未満 鋼 700t積 鋼D550 PS型
39~44m未満 鋼 1000t積 鋼D600 PS型

【出典】
    1) (社)日本道路協会:杭基礎施工便覧、2007.1、pp.25~26
   2) (社)日本港湾協会:港湾土木請負工事積算基準、2003.4、p.3-4.6-7~26