鋼矢板Q&A

施  工
鋼矢板の低騒音・低振動工法の種類は?
 鋼矢板の代表的な低騒音低振動工法は、概略、下表に分類することができます。

鋼矢板の低騒音低振動工法の例

工法分類 工法概要 工法例








油圧装置 機械重量あるいは既設鋼矢板により反力をとり油圧機構により鋼矢板の中間部をチャッキングして押込む。本体はコンパクトであるが鋼矢板のつり込みに別途クレーンを必要とする。比較的軟らかい地盤に適するが硬い地盤になると施工性が低下するのでウォータージェットを併用することが多い。 サイレント
パイラー、
トーメン
パイラー











ワイヤ装置
+油圧装置
ワイヤ装置および油圧装置により鋼矢板を頭部より押込む。ケーシングパイプを用いているため貫入時の剛性は大きいが、根入れ部の横方向地盤反力が低下する。鋼矢板とオーガーの曲折離反はない。 HAS、
SSS
油圧装置 リーダー下部に設置された油圧機構により鋼矢板の中間部をチャッキングし押込む。オーガーの上下機構と鋼矢板の貫入機構が分離しているため先掘りが可能であるが、長尺鋼矢板になればなるほど鋼矢板とオーガーの曲折離反が生じやすい。 アボロン













電動式高周波
振動機構
高周波振動と小振幅により伝播振動の減衰を早める。振動・騒音対策の初期の機械である。 LSV










ピストン式 超高周波振動により地盤への伝播振動の距離減衰が大きく、振動・騒音対策に優れる。 起動・停止時の交振振動が発生しないが、能力的には若干小さい。 パルソニック、
SS-P
振り子式 大きな能力を持つが起動・停止時に若干共振する。 SS-40L
ゼロ起動
振り子式
大きな能力を持つと共に起動・停止時に共振しない。 SR-45
  鋼矢板先端部から高圧ジェット水を噴射させ、目的に応じた各種バイブロハンマで打設する。振動対策に大きな効果を持つ。二次公害防止のため汚濁水の処理設備が必要である。 JV工法