鋼管に継手を溶接し、つないだものを鋼管矢板といいます。断面性能、曲げ剛性がきわめて大きく、構造物の大型化・大水深化や、軟弱地盤での建設工事増加にともなって、港湾・河川(岸壁・護岸・波除堤)、都市土木(土留め・締切り)、橋梁(鋼管矢板基礎)などに広く使用されるようになってきました。 とくに鋼管矢板を円形や小判形の井筒につないで閉合した「鋼管矢板基礎」は、鋼管矢板が基礎杭と仮締切り用の壁体を兼ねるため、橋脚基礎の建設などで、きわめて経済的・合理的な設計・施工が可能となります。