鋼管矢板とは?
鋼管に継手を溶接し、つないだものを鋼管矢板といいます。断面性能、曲げ剛性がきわめて大きく、構造物の大型化・大水深化や、軟弱地盤での建設工事増加にともなって、港湾・河川(岸壁・護岸・波除堤)、都市土木(土留め・締切り)、橋梁(鋼管矢板基礎)などに広く使用されるようになってきました。
とくに鋼管矢板を円形や小判形の井筒につないで閉合した「鋼管矢板基礎」は、鋼管矢板が基礎杭と仮締切り用の壁体を兼ねるため、橋脚基礎の建設などで、きわめて経済的・合理的な設計・施工が可能となります。
鋼管矢板のメリット
1.大径鋼管を使用することで、大きな断面性能が得られます。たとえば自立式として使用したり、大水深で用いる場合などに、有利な性能を備えています。
2.曲げ剛性が強いため大きな横荷重に耐えることができます。また支持層まで打設することで鉛直方向の大きな荷重を支えることも可能です(鋼管矢板基礎)
3.高張力鋼や耐海水鋼製の鋼管矢板を使用することで、抵抗性・耐久性の高い構造物を経済的に建設することができます。
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